携帯の写真フォルダを漁っていたら、面白い写真が出てきたので記事を書いてみます。
2022年3月の事なのでうろ覚えですが、塗装ブースの自作を考えている方の参考になれば幸いです。
なかなか自分で作ろうと思っても、参考になる情報がWEBに無いんですよねー。
当時はブログ始めるなんて思いもしなかったので写真や資料も少ないですが
少しづつ思い出しながら書いてみます。
ガンプラの塗装について
ガンプラの塗装について…皆さんは素組派ですか?塗装派ですが?
私はエアブラシで塗装する派(ラッカー系)なんですが、けっこう環境を揃えるのにお金掛かりますよね。。
私も塗装を始めるときは、数か月悩んだ気がします。
最初は、充電式のエアブラシを庭で使っていましが、塗料をいちいち持っていくのが面倒だったり、
不自然な体制で塗装しているので塗料をこぼしてしまったり…とか早々にリタイアしました。
次に試したのは、ダンボール製の自作塗装ブース。何の事はない、ダンボールを横にして中に猫の爪とぎダンボールを入れたもの。
まぁ、これでいいって言えばいいんですが…吹き返しが結構あるので、屋内は少し厳しいです。
あと、目を離すと猫が中に入っていたりするので要注意です。
初心者が選択した塗装ブース
というわけで、やっぱり塗装ブースが欲しいなぁ…と。色々調べた結果、私が最初に購入した塗装ブースはコレです。
音があまりうるさくない、場所をあまり取らない、価格がお安め …を重視して選択しました。
これは半年くらい使っていました。使い終わったら畳んでしまえたり、フィルターも交換できたりするので、初心者には十分でした。
ただ、だんだん使っているうちに 「吸引力弱くないか?」とか 「音うるさいな…」とか
「しまうの面倒くさい(特にホース)」等々 少しだけ不満が出てきます。
そして、無謀にも「塗装ブースの自作」にチャレンジしてみよう!と思うのでした。
ちなみにこの時はまだ、ガンプラ始めて1年くらいでした。
塗装ブースの材料を買ってこよう
冒頭にも書きましたが、1年以上前なのでうろ覚えです。
残っていた写真を見ながら、記憶を辿って解説します。
塗装ブースのサイズ
写真の図面?を見る限り、400x350x380(幅・奥行・高さ)です。
大幅に狂った記憶もないので、この寸法で行けていると思います。
ちなみに下側のイラスト?は、参考としてどこかから拾ってきたやつです。完成形は右のやつです。
材料は MDF板 で、ビバホームで購入・カットして貰いました。
既製のサイズ品を買って、その場で切断サイズを申込用紙へ記入。
たしか料金は、板に対して何回ノコを入れるか、だった気がします。
なるべく無駄がでないようにノコを入れる回数を考えたような。
カットして貰った後がこんな感じです。車がないと持ち帰れないので注意ですよ。
ついでにダクトホースも購入。
…おっと、余計な物も一緒に買っていますねw
塗装ブースに必要な部品(Amazon編)
こちらも細かく覚えていないですが、購入履歴を調べてみたら、
換気扇本体+電源ケーブル はAmazonで購入しています。
換気扇はシロッコファンとも言うそうです。木星帰りのあの人ではありません。
換気扇が6,500円くらい、電源ケーブルは500~600円くらいです。
余談ですが、パワーがあったほうがいいかな?と最初 FY-27を購入したのですが、デカすぎて載らないので、買い直しました(メルカリ行き)。
あとは、塗装ブースにはLEDライトを付けたかったので、電源コードつきのライトを購入。
こちらは1,600円くらい。
塗装ブースに必要な部品(ホームセンター編)
残りの部材はビバホームで買ったのですが…こっちはあまり覚えていないです。
そのものではないですが、似たものをなんとなく調べてみました。
まずはケーブル。たぶん VCTFケーブル?かな。10mで1,300円くらい。
お次は片切スイッチ。
換気扇に電源ケーブルを差し込めば回るはずですが、スイッチで入り切りしたい。
色々種類がありすぎてさっぱりわからなかったので、シンプルなスイッチとボックスが一体になったものを購入。300円くらいでした。
ちなみにコレ↓だと少し厚みが足りないかも…ケーブル入らないかもしれません。
スイッチ側とコンセント側のケーブルを繋がないといけないっぽいですが、
これもよくわからないので(技術的に不安なので)、ジョイントボックスも購入。
最後にダクトホース。100mm径でなるべく短いやつ。
覚えている限りだとこんな感じですね。
あと、工具がないのでドリルだとか、ワイヤーストリッパーだとかを適当に。
もう素人なんでさっぱりわからず。
ビバホームで軽くパニックになったのを思いだしました。
注意:うろ覚えなので、足りないもの、間違っているものはご容赦ください。
塗装ブースを組立てよう
さあ、組立です。
MDF板は、木工用ボンドと木ねじを使って組立て。
ちなみにカットした後の端材が、偶然にもフロントの蓋としてピッタリのサイズだったので、
未使用時は蓋ができるという奇跡。
換気扇とスイッチをつなげよう
電気系の配線は…
当初、電気系詳しそうな人に配線を依頼したら、電源入れたとたんにブレーカーが落ちるという惨事が発生しました。
危険なので資格を持っている人に頼みましょう。
…という訳で、資格を持っているという知り合いの協力を得て、なんとなく完成。
知識がなくて詳しく説明できないので、写真で察してください。
ちなみにLEDライトのスイッチを絡めると面倒そうなので、LEDは別系統のコンセントとしています。
単純に換気扇→スイッチ→コンセントでつないでいるだけ。
塗装ブース、本体側の構造について
本体は箱組みしたあとで、ホームセンターで長方形の端材を2つ購入。
端材の上面にピンを打ってストッパーとし、同じく本体の横面内部にもピンをつけます。
ここへMDF板を立てかけて、横・端材のピンで固定するイメージです。
整流板の完成です。ちなみに端材と端材の間の空間は、猫の爪とぎダンボールをカットして取り付け。
下図は横からみたイメージですね。左側からエアブラシを吹く感じです。
塗装ブース完成!
どうですか。素人でも作れました塗装ブース。むき出しのビスが武骨ですねぇ。
まぁ、使えればいいので外見は気にしないw
前述の構造イメージと合わせてみると分かりやすいかも。
ちなみに、最初に買った市販の塗装ブースに比べると…全然静か! しかもライトが明るい!!
吸引力もバッチリです。
横からケーブルが2本出ていますが、1本は換気扇用、1本はLEDライト用です。
さらに、汚れ対策として内部にアルミテープを貼ってみましたが、
これがLEDライトを反射してけっこう明るい感じになっていい感じ。
整流板は取り外しできるので、メンテもバッチリです。
ちなみに前述した猫の爪とぎダンボールは、この下側の隙間の部分にはめ込みます。
という訳で、今回は塗装ブースの自作方法についてレビューしてみました。
記事を読むと簡単ですが、それなりに大変だったのでチャレンジされる方は頑張ってください。
それではまた!
※本記事はあくまで個人的な制作事例なので、作られる方は自己責任でお願いします。
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