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ちょっと、奥さんご存じ？
マジックリンと水性塗料でスミイレが簡単にできるらしいわよ！
噂になっているのは聞いていたんですが、初心者モデラーなので半信半疑だったりします。
なかなか完成品で実験するのも怖いし（最後に失敗して塗装からやり直しとか）
わざわざ実験用に塗装するのも面倒くさい。
そんな私が、意を決して？水性塗料でのスミイレ＆部分塗装を実践してみました。
自分用のメモ代わりに記事にして置いておきますよ。
ガンプラの塗料にはいくつか種類がありますが、正直フワっとしか理解してなくて。
プラモデル用塗料について、改めて調べてみました。
分かりやすいように、自分が使っているものでシンプルにざっくりとまとめます。
詳しい解説は、上手い人の記事を読んでくださいｗ
いつも私が使っている塗料ですね。乾燥が割と早く、塗膜が強い。
エアブラシを使って塗装していますが、シンナー臭が強いのでご注意を。
下地のサーフェイサーから本塗装まで。キャラクターカラー等、種類が豊富で使いやすい。
ガイアカラー薄め液を使って希釈します。
主にスミイレや、装甲裏の塗装なんかに使っています。乾燥が早いです。
ラッカー塗装の上に部分塗装すると、エネメル溶剤で拭き取りができますが
塗料が広がる感じで、あまり綺麗に拭き取れていない気もします。
パーツを組んだままスミイレに使うとプラを割る、という使いかたが難しい塗料です。
その特性を利用した「エネメル割り」という技が存在します。
エナメル溶剤で希釈します。
今回、初挑戦しました。AQUEOUSって書いてあるヤツ。
ガンダムカラーはラッカーもありますが、水性ホビーカラーも豊富な印象。
隠蔽力が弱く、乾燥が遅い…というので本塗装に使ったことはありませんが、
今回改めてチャレンジ。
瓶生で筆塗りに適した濃度になっているようです。
水でも希釈できるらしいですが…水性ホビーカラー薄め液で希釈します。
他にもいろいろ種類があるのは知っていますが、
混乱するので今回はシンプルにね。アクリジョンとかややこしいから除外します。
これがちょっと分かりにくい＆怖いところで。
下地の塗料の種類によっては、溶け出してぐちゃぐちゃになる、とか
前述の「塗装後にプラスチックが破損する」など、事故が色々発生するようです。
これは、シンプルにまとめましょう。
① エナメル塗料は、組んだパーツには使わない（必ず分解する）。
② 下地は必ずラッカー塗料。ラッカー → 水性アクリル上塗りなら大丈夫！
③ 水性アクリルで部分塗装、トップコートはエアブラシならラッカーもOK！
異論もあると思いますが
特に③のトップコートは悩むところ。
実践したところ、グフの脚部バーニアを 水性塗料（ファントムグレー）で部分塗装 して
エアブラシで ガイアノーツの Ex-フラットクリアープレミアム を普通に吹きましたが
影響はありませんでした。
ちなみにコレ、スミイレも水性塗料使っているので
スミイレも問題なくラッカーのトップコートで行けそうです。
もちろん、心配だったら水性トップコートでもいいと思います。
実は私も今回のために水性トップコートを買ったんですが、面倒くさくてラッカーでやってしまうというｗ
ちなみに水性のトップコートだったら、白化してもマジックリンで修正が楽そうな気がしますね。
今回、エアブラシでミスト状にして吹き付けているから大丈夫なだけかもしれないので、
缶のトップコートとかはちょっと分からないです。ご注意ください。
スミイレ、部分塗装に入る前に最も重要なことを。
それは…下地処理です！
ラッカー塗料で、綺麗に塗れているからといって、艶々しているからといって侮ってはいけません。
…この失敗を何度した事かｗ
艶あり塗料とか、半艶とか関係ありません。
微細な凸凹があると滲んだようになって、水性だろうがラッカーだろうが拭き取れません。
本塗装が終わったら、必ずクリアー（艶あり）を吹いてください！
私は本塗装が終わったあとの持ち手についたままの状態で、軽くクリアーを吹いてやっています。
急がば回れ…です。あ、この段階でのクリアーはくれぐれもラッカー塗料を使うように。
さて、スミイレですが…今回はグフなので、あまり見本には適してないかもしれないですが…ｗ
本来は、私はファントムグレーとか、ジャーマングレーで墨入れするんですが
青系、赤系のキットには、クリアブルー＋クリアレッドの混色を使います。
今回は 塗料スプーン1杯 ＋ 水性ホビーカラー薄め液をスプーン3杯 ＋ マジックリン1杯
こんな感じで使用してみました。
マジックリンは、界面活性剤が入っているので、塗料が流れやすくなるんだそうです。
上記レシピより、もう少し薄め液orマジックリン多くてもいいかな、という気もしました。
拭き取りは、マジックリンをつけた綿棒等で行います。
これは、次の「部分塗装」で詳しく説明します。
さて…部分塗装ですが、今回は前述の グフの脚部バーニア、後は主に装甲裏を水性塗料で塗装してみました。
使用したのは、水性ガンダムカラーのファントムグレー。
水性塗料は初チャレンジでしたが、
塗料1：うすめ液1 で希釈。これをエアブラシで吹いてやります。
この時、ある程度はマスキングしてやってほうが効率的です。
装甲裏を塗装してやりますが、こんな風に吹きこぼれが出ます。
これを、マジックリンをつけた綿棒で拭き取ってやるわけです。
…凄い、ツルツルのピカピカだ！
はい、スジボリが甘いのは突っ込まないでください。今回はそこではないのですｗ
今まで、同じ作業をエナメル塗料でやっていましたが、こっちのほうが絶対綺麗。
エナメル塗料は、若干汚れが拭き取りきれず、薄く広がっている感がありますが、
マジックリンは、ホントに綺麗に汚れが取れる感じ。
ここで実践して感じたポイントを。
綿棒にマジックリンを染み込ませると、押さえつけた時に液が漏れて
消したくないところまで滲んでしまう…という事がありました。
これを回避するには、筆にマジックリンをつけて汚れの部分をピンポイントで撫でてやる
っていうのが良さそうです。
これでかなり精密な塗分けとかも行けそうです。
という訳で、今回は初挑戦した水性アクリル塗料でのスミイレ・部分塗装をレビューしてみました。
やる前はあまり気乗りしませんでしたが、やってみたらこんな便利なモノはないと言うｗ
エナメル塗料でパーツが割れる…というのは何回か経験しているので、
パーツ割れを心配しなくていいのも素晴らしい。
拭き取りも綺麗なので、スミイレが下手くそ（私の事ですがｗ）って方は、一度試してみることをお勧めします。
それでは皆様、楽しい模活を！
View Comments
やっぱり割れない安心ってメッチャいいですよね👍
エナメルは何体作ってても、未だに割れることありますし😓
まだ水性でのスミ入れやったことないですが、一度やってみたいです😄
水性スミイレは結構劇的でしたｗ
エナメル拭き取りでどうしても綺麗にならなかったんですが、これはホントに汚れが落ちる、って感じで。
おススメですよー。